読書感想

【要約と感想】 『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』を読んで

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レイ
早くデキる社員になりたいよぉ~
まだまだ社会人として未熟だな
ユウ
レイ 
デキる社員と何が違うんだろ?
やれやれ... お前ってやつは...

『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』を読んでみるんだな!

ユウ

 

目次

読んでわかった5%社員の3つのポイント

今回、ビジネス本の『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』を読み終えたので記事にします。

Amazonのビジネス本ランキングを見ていてタイトルに惹かれて買ったのが購入背景です笑

Amazonレビューでもタイトルに惹かれて買った人がいたので案外多いのかもしれません。

 

『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』

著者  越川慎司

出版社 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン

ページ数 254頁

 

調査対象と調査方法

AI調査

 

そもそも「トップ5%社員」とは何か?という疑問が聞こえてきそうですね。

『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(以下、本書)では人事評価上位5%の社員を「トップ5%社員」としています。

調査対象は、著者が代表として運営する会社のクライアント25社で働く、1万8000人(人事評価上位5%とそれ以外95%を含む)の社員の方々です。

 

調査方法については「トップ5%社員」に対し定点カメラ、センサー、ICレコーダーなどのデバイスを使用するだけでなく、対面によるヒアリングや会議の様子、メールの内容など細く行動を記録したようです。

そして、得られた調査データをAmazonやGoogle、マイクロソフトなどのAIが解析し、専門家が分析することにより「トップ5%社員」の共通点を導き出したそうです。

 

要約と3つのポイント

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本書では主に仕事の進め方や考え方に関して、「トップ5%社員」とそれ以外の95%社員でどう違うのか?といった疑問にデータを用いて解説しています。

またプライベート(休日)の過ごし方についても述べられています。

 

具体的な内容は項目が多いため書きません。

しかし、僕なりに「トップ5%社員」について大きく3つのポイント(特徴)があると思ったので紹介します。

 

トップ5%社員の3つのポイントとは

それでは、「トップ5%社員」の3つのポイントをそれぞれ解説しましょう。

 

成果重視

business

 

まず初めに本書によると「トップ5%社員」は、成果重視の考え方のようです。

「トップ5%社員」は、目的を明確に設定し、期限を逆算し修正があればその都度修正しています。

ここまでは、一般の95%社員もやっていると思います。しかし、95%社員は成果よりも過程を重視しており、仕事を終えることが目的になってしまっているそうです。

「頑張ったから仕事をした気になってしまっている」というやつですね。

僕も心当たりがあります恥

どんなに、過程を頑張っても成果が出ていないと意味がありません。

「トップ5%社員」は、そのことを理解しており、一つのプロジェクトを終えてもどのような成果になったかに着目しており成果次第で今後の改善や方針を再構築しているようです。

そして、達成すべき目的が明確なので資料も量より質の考え方で作成しているそうです。

資料も分量が多い方が、頑張った感がでて仕事している気分になりがちですよね・・・

 

コミュニケーション能力

communication

 

2つ目のポイントは高いコミュニケーション能力です。

ここでのコミュニケーション能力は話し上手という意味ではありません。「トップ5%社員」にも口下手な社員もいるそうです。周囲を巻き込む能力といった方が近いかもしれません。

「トップ5%社員」は、自分の弱さ(仕事で分からないこと)を相手に伝えたり、自分自身の考えや感情を伝えることで相手からも情報を引き出しているそうです。

 

いわゆる「返報性の原理」や「giveの精神」と言われるものを駆使しています。

 

仕事以外でも他部署の人と雑談したり、社外でも人脈作りを行っており、困った時に頼りになる人間関係を日頃から築く努力をしています。

また、相手と気持ちよく仕事を進める為に、雑談力を鍛え笑顔でいることを意識しているそうです。

 

このポイントだけでも「トップ5%社員」がどんな人物像が想像できますね笑

爽やかでニコニコして冗談混じりの雑談で場を和ませる人っぽいですね。

僕の職場にもいます。その人はめちゃ仕事デキる社員です。

 

振り返り・内省

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最後のポイントは、振り返る時間や、内省する時間を設けていることです。

本書によると、「トップ5%社員」は2週に一度や週に一度、一回15~30分仕事や自身の行動を振り返る時間をつくっているようです。

仕事に関しては、仕事の必要性から成果を出した仕事の成功要因、更なる改善の余地を検討しています。

失敗した場合はもちろん内省します。ですが、なかなか成果を出した業務に対して振り返ることってなかったので僕にとっては驚きでした。

そして、内省から自分なりの判断基準や自分自身の価値観がわかり、自分の軸を持って意見を主張できるようになるそうです。

 

感想

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読んでみて思ったこと

よくある自己啓発本と違い実際の社員の行動や発言メール内容などに基づいているので信憑性はあると思います。しかし、日本の従業員数は調査対象社員数より圧倒的に多い為一概には言えないなとも思いました。

とはいえ「トップ5%社員」の行動や考え方について学ぶことができたので、真似することで「トップ5%社員」に近づくことが出来そうに思いました。

 

個人的に残念だったのは誤字脱字が多い点です。

そして、視覚的にも分かりやすいようにグラフや表があれば分かりやすいとも思いました。

 

まとめ|行動あるのみ

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本記事では『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』を3つのポイントに焦点を当てて紹介しました。

「トップ5%社員」の具体的な行動や考え方をより詳細に知りたい方は購入してみてはどうでしょうか?

ビジネス本や自己啓発本を読んでいると仕事できる気がして満足しがちです。

僕も気をつけます笑

 

最後にあとがきの一文を添えます。

この読書の目的は「知ること」ではなく、「行動すること」です。

 

『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』

 

 

 

 

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