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ブラック企業、職場からの転職は逃げじゃない
4月から2ヶ月が経ちました。
新しい会社や職場に少しずつ慣れてきた人もいるのではないでしょうか?
「もうやめたい」、「ツライ」と嘆いている人もチラホラ出てくる時期でもあります。
今回、本当にツライ思いをしている方に向けて僕自身の転職経験を元に記事を書きました。
少しでも一歩前に進んでくれたら嬉しいです。
自分の命優先!人生は短い
僕は新卒入社した会社を3年で辞めて転職しました。
新卒入社した会社はブラック企業ではないですが、配属された職場の仕事量がハンパじゃなく残業の毎日を過ごしていました。
平日は帰って寝るだけで終わり、土日は平日の疲れを癒すため1日寝て終わりでした。
3年目の朝、出社前に倒れてしまいました。
倒れてから「このままじゃヤバイ」と思い、転職活動を始めました。
そして運よく現在の会社に転職することができました。
この記事を読んでいるあなたに伝えたいことはこれだけ。
自分の身体を大切にしてください。
命を犠牲にして会社や仕事に注力しないでください。
環境を変えてみよう
転職を考える前に、今の職場環境を変えることが出来ないか考えてみてください。
上司に相談する
他の部署への異動
同僚や先輩、他部署との協力
仕事の見直し(改善)
上記に挙げた方法以外もあると思います。
僕は上記のことをせずに転職してしまいました。
あまりに仕事の量が多かったり精神的に追い込まれていると思考の幅が狭まって考える余裕がありません。
「職場環境を変える方法がある」と頭の片隅にでも入れといてください。
転職活動は在職中にしよう!
大変でしょうけど可能なかぎり転職活動は在職中にしてください。
経済面だけでなく転職面でもメリットがあるからです。
面接でも仕事について語ることができます。
現在の業務について語るだけでも印象は違うと思います。
例えば無職の人が「以前は〇〇で〇〇のプロジェクトをしていました。」と話すのと在職中の人が「今は〇〇のプロジェクトを任されています。苦労した点は~で、~」と話すのでは違ってきます。
話す中で在職中の転職活動の大変さも面接官に伝わります。
また、働きながらだと仕事のどういう所をアピールできるか、どういうスキルを身につければアピールに繋がるのかが分かります。
スキルを身につける
在職中だと個人で身につけるのが大変なスキルを得ることが出来ます。
プログラミング研修や英語の研修を受講できたり、実務でのプレゼン能力、資料作成力、機械のオペレーションなど企業ならではのものがあります。
ブラックな環境だと日々の仕事で精一杯かもしれませんが、次へのステップアップのために考えてみてはどうでしょう?
実績を管理
在職中に、こなしたプロジェクトや案件、改善案などの管理を行ってください。
面接での実績アピールになるからです。
改善だとどういう風に良くなってどれくらいの経費削減になったのか具体的な金額まで出せると理想的です。
引継ぎの準備
最近では退職代行サービスが流行っていますが、引継ぎはしましょう。
キッパリ堂々と退職した方が気持ち的に楽です。
それに退職後に業務について連絡されてもイヤですからね・・・
日頃から、少しでずつマニュアル作成や書類の整理をしておくと引継ぎの際にバタバタしなくて済みます。
転職時の注意
転職時の注意点は色々ありますがここでは僕が個人的に気をつけといた方が良いと思った項目を挙げました。
転職先は教えない
転職する際に、今いる企業に転職先を教える必要はありません。
人事から手続きに必要だと言われるかもしれませんが、教えなくても転職できるので大丈夫です。僕も教えずに転職できました。
教えることによるデメリットはあってもメリットはありません。
デメリットとしては、転職先へ悪い噂を流されたり最悪の場合、転職自体が無くなってしまう場合も考えられます。
地方の場合、特に企業数が限られており、予期せぬ形で人間関係が繋がっています。
避けれるトラブルは事前に避けといた方が良いでしょう。
引越し費用の用意
転職と同時に引越しする人も多くいます。
転職先での住まいをどうするか考えましょう。
具体的には、転職先の企業の社宅や寮に住む場合と個人で賃貸契約する場合が挙げられます。
また、企業によっては家賃補助や通勤手当が支給されるので事前に確認しておきましょう。
テレワーク業務の場合、インターネットの回線についても確認が必要になります。
引越しにかかる費用は多めに見積もりしておきましょう。スペースの都合での家具の買い替え、据え置き家具の買い足しなど突発的な費用が発生するからです。
引越し自体の費用はシーズンに依存するのでおおよその費用も算出しておきましょう。
各種手続き
引越しで住所が変わる場合、住民税にも気をつけましょう。
転職後の企業で「特別徴収」(給料天引き)ができるか確認しましょう。
そのままほっとくと、「普通徴収」へ切り替わり納付書が送られてきます。
「普通徴収」の場合、毎月ではなく一括や4期分割となるので一回の納税額が多額になります。
引越しなどで出費がかさむ中、更なる痛手となるので注意しましょう!
他にも、転居届けや免許証の書き換えなどもあるので一つ一つ更新しましょう。
まとめ|あなたには色んな可能性がある
ブラック企業、職場からの転職に関して経験談を元に書きました。
最後に一言添えます。
あなたがいなくても会社はまわります。
僕自身、「僕がいなかったら同僚や先輩に迷惑がかかってしまう。」と思っていました。
しかし一人休んだくらいで困る職場は、そもそも職場環境がおかしいのです。
フォロー体制がとれていないのが問題なんです。
試しに休んでみて様子をうかがっても良いでしょう。
もしフォロー体制がとれていなければ改善の余地があります。
改善できない場合はずっと誰も休めないので辞めましょう!